ニコンD80を昨年10月に購入してから、3ヶ月ほど使ってみたので、ちょっと感想を。とは言っても、Canon PowerShot G7やPentax *ist DSも使っているので、使用率はちょっと低いのですが...
まずは気に入った点から
・ 暗所でのAF - たまに迷うこともあるけれどほぼ確実に合焦してくれる。これはほぼ期待通りでうれしい。なにしろ *ist DSのAFは、日中屋外でさえ、日陰を狙うとピントリングがジーコジーコといつまでも動き続けて永遠に合焦してくれなかったりするので...
・ バッテリー残量表示 - バッテリー残量を正確かつ詳細に表示してくれる。これは予備バッテリーを持たない僕にとってはとても便利なので他社も見習って欲しい。
Nikon D80 + AF-S VR ED 70-300mm F4.5-5.6G
発売時期と価格から、直接のライバルはペンタックスK10Dだと思うけれど、D80の方が圧倒的に売れている。なのに、世界3大カメラ賞を受賞したのはK10Dの方。僕はこの事実が不思議でならなかったのだけれどD80を使ってみてその理由がよくわかった。
改善して欲しい点を挙げると。
・ JPEGの絵作り - デフォルト設定だとシーンによっては極端に露出オーバーになる。設定で「階調補正」を「コントラストやや弱め」にすることで対応しているけれど、それでも白の階調が出ない。
・ 不安定な露出とAWB - 僕の印象としては
PowerShot G7 > *ist DS >> Nikon D80
といった感じ。日中の屋外でも青に転びがちなのでAWB(オートホワイトバランス)が使いにくい。
RAWで撮って現像する分には、これらは全く問題にならないので、JPEGでも簡単に撮影できるように改善して欲しいなあ。とりあえず今は「仕上がり設定」を以下のようにカスタマイズしてます。
・ 階調補正:コントラストやや弱め <= オートだとかなり不安定で白トビしやすくなるし、マイナス露出補正しても良い結果が得られないことが多いので。
・ 彩度設定:強め <= 階調補正をやや弱めにすると見た目ぱっとしなくなるので。
ホワイトバランス:晴天<=オートだと自然光下でも青っぽくなることがあるので。
・ 露出補正:-0.3から-1.7 (こんなにいじらないといけないのは大きな不満)
その他気になったこと:
・ マルチパターン測光と中央重点測光でJPEGの画が違いすぎる。
・ 使えないポートレートモード等のデジタルイメージプログラム - なんと露出補正ができない。
・ ISO感度オートがあるのは良いが、シャッタースピードの設定範囲が狭すぎる。
・ 使えないポストビュー - シャッターを切ってから画像の表示まで1秒ほど待たされる。そして表示時間も4秒固定。最悪なのがこの約5秒間、メインコマンドダイヤルが画像の操作に割り振られ、絞りとシャッタースピードの変更ができなくなってしまうこと。これを知らずにポストビューを有効にしていたときは一体何が起きたのかと思った。これでは使えない。
・ バッファーと内部処理 - パチパチ撮っているとSDカードへのアクセスランプが付いた状態でしばらくシャターが押せなくなくなることがある。最初はバッファーフルかと思って画質モードをJPEGノーマルにしたけれどあまり改善されない。いろいろ試しているけれど、どういう条件でそうなるのかよくわからない。
・ レンズ交換ボタンの位置 - ペンタックスのようにグリップ側にして欲しい。これだとグリップを握った右手でレンズ交換ボタンを押せるから。もっともグリップ側にこのボタンがあるのはペンタックスだけなんだけど。
・ 絞込みボタンを押して離すときにミラーアップ&ダウンする。こういう手抜きはして欲しくない。
・ 充電器 - コードがついているはとても邪魔。充電器本体も大きめなのでコンパクトにして欲しい。
ちょっと悪く書きすぎた気もしますが、このカメラにはやっぱり賞はあげらないよなあ、としみじみ思いました。なるほど、ペンタックスK10Dが賞を総なめするわけだ。

最後に一緒に買った AF-S VR ED 70-300mm について一言。このレンズの手ぶれ補正はかなり効きますね。最後の写真はシャッター速度1/6秒ですが、ほとんどぶれませんでした。この程度なら、たいてい平気です。たいしたものです。
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